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 6.吹き曝しにウズウズ -ウズウズするぜウズベキスタン-
ウズベキスタンの女子高生
ウズベキスタンの女子高生
ウルグベクメドレッセ
ウルグベクメドレッセ
頂上からの眺め
頂上からの眺め
シェルドンメドレッセ
シェルドンメドレッセ
ホテルに戻ると、黒嶋さんはベッドの上でぐったりと寝ていた。完全に下痢の症状らしく、本人は胃を休めるために、昨晩から水以外何も口にしていない。いつの間にか、頬が痩せこけている。超人的な体力の持ち主である黒嶋さんでも、胃は弱いみたい。とにかく、観光できるような状態ではない。もっともサマルカンドを見て回る時間は十分にあったので、僕も一人焦ることもなく、ブラブラと公園を散歩したり、読書をしたりして、のんびり過ごした。公園でブラブラしていると、ウズベキスタンの女子学生3人組に声をかけられ(ナンパ?)、質問攻撃にあった。すごく大人っぽく見えるけど、15歳らしい。逆に僕の年齢にびっくりしていた。ウズベキスタンでは普通17,8歳で結婚するのが普通で、30歳独身なんてありえないらしい。

夕方になってホテルに戻ってくると、黒嶋さんの胃の方も徐々に元気を取り戻しつつあるようだった。丸1日全く何も食べていないので、体に力はないが、とりあえず、少し散歩でもしてみたいという。そこで、夕方のレギスタン広場へ2人で出かけていった。

朝のレギスタンも良かったけど、夕暮れ時のレギスタンはもっといい。オレンジ色の斜光が建物をより立体的によりドラマティックに引き立ててくれている。僕はウルグベクメドレッセの前辺りで、忙しく写真を撮っていた。そこへレギスタン広場を警備している警官と思われる男がやってきて、僕に話しかけてきた。
「この塔の頂上に登らないか?」
もちろん、公的には登れないハズのメドレッセ。でも、お金を渡せば登れちゃう。もちろん、そのお金はこの警官の個人的な収入になるのだろう(たぶん。金額は忘れたが、1人5ドルぐらいだったような気がする。)お金を渡すと、警官は鍵を出して、鍵のかかっている扉を開けて、メドレッセの秘密の階段へと案内してくれた。例のごとく狭くて暗い螺旋階段は、人間1人が通るのがやっとの狭さである。病み上がりの黒嶋さんにはさぞキツかっただろうが、僕はそんなことは全然頭にない勢いで登っていった。
ウルグベクメドレッセの塔の頂上。屋根もない、壁もない、人間1人だけが立つことのできる吹き曝しの頂上だった。上から眺めると広場にいる人間はかなり小さい。高さは40mぐらいあるかもしれない。その吹き曝しの頂上からサマルカンドの街を360度フルパノラマで味わった。夕日に染まる街がとても美しかった。

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