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 9.中央アジアのニューヨーク -ウズウズするぜウズベキスタン-
タシケントの公園
タシケントの公園
ナヴォイ・オペラ・バレエ劇場
ナヴォイ・オペラ・バレエ劇場
無事帰国
黒嶋氏(左)と僕
 昼過ぎにタクシーをチャーターしてタシケントへ。
 「中央アジアの首都」と呼ばれるだけあって、他の都市とは全く毛色が違う。街並みはとても洗練されていて、東南アジアの街並みとあまり違わない。服装も民族衣装を着ている人などほとんどなく、大抵ジーンズやスカートに、シャツやジャケットを着ている。大都会なだけあって、ウズベク系の人だけでなく、ロシア系、インド系、東南アジア系、朝鮮系、中国系、ヨーロッパ系、あらゆる人の顔が見える。なんでも中央アジアのニューヨークとも呼ばれているらしい。
 街にある公園はとても整備が行き届いているようで、緑が美しく、人々の憩いの場所になっていた。こうしてみていると、日本とあまりかわりないように見える。

 さて、ここで僕は悪友「トクマル」にここにだけは行っておいて欲しいとメールで言われていた場所があった。

「ナヴォイ・オペラ・バレエ劇場」

 1500人を収容する大きな劇場らしいが、これは第二次世界大戦でロシアに抑留された日本兵が強制労働で作らされた建物らしい。なんでも、NHKの番組でこの劇場が取り上げられ、トクマルは痛く感動したらしい。
 薄いピンクの壁に美しい細かいレリーフが縁取られていて、とても品のある建物です。こんなものが中央アジアにあるとは思えない。この建物を見れば、日本人であることを誇りに思うと思います。
 内装はもっと素晴らしいらしいのですが、残念ながら休館していたので、中に入ることが出来ませんでした。

 ウズベキスタンの旅も終わりが近づいてきた。それは黒嶋さんとの旅の終わりを意味する。これまで、ジンバブエ、ベネズエラ、ブラジルを一緒に旅し、今回が4回目の旅だった。はちゃめちゃな元上司と優秀な部下コンビだったけど、素晴らしい旅の仲間であったことには違いない。まあ、一緒に働いていたときから全然気を使うような関係ではなかったが・・

 そして、帰国。なぜか、日本行きの飛行機がエンジントラブルに見まわれ3時間以上空港で待たされた。しかし、この便に乗る日本人たちは元々見ず知らずのもの同士だけど、入国時も一緒に入国して、ほとんど同時期に同じようなところを回ってきた旅人ばかりだったので、妙に楽しく話が弾み、退屈はしなかった。

 結局、僕たちの乗るウズベキスタン航空は、到着時間には遅れたけど、関西空港に着陸した。僕も黒嶋さんもかなり顔が黒くなっていた。黒嶋さんは病気のせいで出発前より5キロぐらい痩せたみたい。

ウズベキスタンへ行く人へ
 日中はとても暑いので無理せずホテルで休んでください。トマトが嫌いな人には厳しいかも。=僕か?


(完)

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