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夕食後もゆっくりしている暇はない。ナイトサファリへ出発。肉食動物は夜行性のものが多いので、夜のほうが獲物を襲っているシーンを見れる確立が高いわけだ。しかし結果はというと、ハイエナを一瞬見れただけ。ひたすら寒い思いをした。晩は強烈に冷え込むのである。それでも、南十字星を見ながら、夜のサファリを車に揺られるのは不思議な経験だったが。(注:帰国後、俺達がありがたがっていたのは実は"ニセ十字"であることが発覚。星の勉強は事前にしておくものだ。)
約2時間車に揺られて、さきほど食事をとったサファリ内の施設に戻ってきた。今日はここで一泊するという。ランドローバーから降りるとき、脇に置いといたカメラが無くまさかと思って足元を見ると・・・ビンゴ!そのまさかだ。実は俺の足元には飲み物用のクーラーボックスがあって、山盛りの氷が入っていたのだがその中にカメラが突っ込んでいるではないか!氷は溶けて氷水になっており、早い話がカメラを思いっきり水につけてしまったのだ。大急ぎで水を切ってカメラを拭いたが無常にもカメラは動かない。なんてことだ、最大の目的=ビクトリアに行く前にこんなことになるとは。どうしてこんなことに・・・そういえば俺の横に座っていたFunkyMTは意味も無く立ったり座ったりを繰り返していたぞ。謀ったな、FunkyMT!カメラ勝負に負けるのを恐れて人のカメラを壊すとは。まるで"スターウォーズ・エピソード1"のトカゲみたいな奴のようなことしやがって!
失意の中、とりあえず寝ることにしたが、我々が寝床として案内されたのはただの倉庫。そこの地べたで寝ろというのだ。寝袋があるとはいえあんまりだ。カメラ壊れてショックだし、背中痛いし、なんだか体が熱っぽい。なにより芦屋育ちの山の手の"おぼっちゃん"なだけに、こんなところではよく眠れなかった。
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